NO DRINK,NO LIFE

ふらふら日記

反省すれどもシンポなし

店の話は出てきません テイシュの日常をダラダラ書いています

2019年10月

19.10.6(日) ご近所のなんだかなぁの店をハシゴする

 曇って23℃。

 最高気温が昨日より8℃も気温が下がり、日も射さず。空も気持ちも、どーんより。夕方、新宿まで散歩がてらに外出する。風が冷たく、ジャケットを着て来なかったことを後悔する。途中、文化服装学院の中には、若いお父さんと女の子が相撲をとってキャーキャー騒いで遊んでいた。

 目指したのは、西新宿界隈で一番大きい書店のブックファースト。ここは天井の照明が弱いのが困ったちゃんが、以前代々木にあった紀伊国屋書店南新宿店より売場面積が充実している。次の仕事になるか分からないまま準備中の案件の資料となるワインの本を物色すると、うってつけの一冊を発見。心の中で小躍りしてしまった。

 その足で初台に向い、ツマと蕎麦屋と合流する。実はここ、開店当初に2 、3度寄ったことがあるのだが、たまたまご近所のPTA仲間と思われる方々がカウンターを占領。あまりの喧しさに閉口し、以来、足が遠のいたままだった。今日はそういうことはなかったが、BGMが場違いのビートルズ(だれも聞いてない)で、日本酒が蕎麦に合うとは到底思えぬ品揃えで、これは参ったという感じ。肝心の蕎麦は打ち立てで旨いし、つゆも合格点なのに、惜しいなぁ。もったいないなぁ。ツマも同意見で、結局、45分もせず店を出た。

 まだ7時にもなっていないので、もう一軒、海の家のようなチェーン居酒屋に入ることに。「お席はこちらに」と指定された隣が、ラグビーの日本代表のユニフォームを着ているほか6名で、そのうち5人が背丈はこちらよりも小さいなぐらいのに、ウエストは100センチ超えていそうな見事なぐらいビア樽体形。相撲でもやっていたのだろうか。こちらは背にしていたから視界に入らないが、ツマはたいそう暑苦しそうな顔をしていた。だんだん若者で込み合うようになり、がまんできない状況に。これらも40分ほどで退散する。

 帰宅して、ゆっくり「いだてん」と「ぽつんと一軒家」を見ているうちに酔っ払い、11時には眠ってしまったもよう。なんだかなぁ。

19.10.12(土) 台風で引きこもる

 大雨、大風、25℃。

 数十年に一度の巨大台風19号がやって来るとのことで、山手線をはじめ、各地の電車が昼前で運休となる。近所のスーパーも営業中止。こんな日に酒を飲みに来るお客さんもいないので、虎の子も休むことにする。昼前から風が強まり、雨の勢いも増してきた。渋谷区の防災無線でなんとか言っているが、雨で音が聞こえない。Twitterで確認すると、避難所を開設したので高齢者は早めに避難しろということらしい。こんなことは初めて。前のマンションに住んでいる人たちが窓の内側に段ボールを張ったり、戦時中のように窓ガラスにテープを貼っている。テレビでそんな対策をしておけと伝えているんだろうか。こういうのを見たのも初めてである。

 徐々に雨足が強くなったが、7、8年前の滝のような雨が続いたときに比べれば大したことはない。ベランダに置いた植木が倒れることもない。報道がオーバーに感じたが、テレビを点けると二子玉川や調布付近を流れる多摩川が氾濫しそうとのこと。おー、これはひどい。津波に襲われた後の東北の悲惨な状況が頭をよぎる。テレビでは各地の悲惨な状況を伝えるが、都心の被害を伝える報道はない。10時過ぎには雨、風ともに弱まる。どうやら台風の中心も東京を駆け抜けていったらしい。

 仕事も夕方には終わったので、6時前から二人で酒を飲むこと。8時前にうつらうつら。11時には出来上がってしまい、12時前に就寝する。明日はラグビーW杯の日本対スコットランド戦の予定で、スコットランド協会は是が非でも開けとまくし立てているらしい。試合もせず日本と引き分けるとなれば、スコットランドは予選落ちとなってしまい、そうなればプライドが許さないのだろう。4年に1度の世界大会なのだから翌日にでも開け、代替地を見つけろと無理難題。その気持ち、分からなくもないが、世の中に命より大切なものはないのだ。日本は常にフェアをもって尊しとする。文句があるなら台風に言え。

19.10.21(月) 札幌でユキムシを見る

 曇って22℃。

 先週は台風が伊豆に上陸、関東、千葉、茨城、栃木、福島、宮城に記録的な雨を降らせ、甚大な被害をもたらした。避難所へ脱出するために乗った車の中で亡くなった方も多く、やるせない。その話がまだ進行中だというのに、台風20号が九州・四国に接近しているという。これ以上の災禍に見舞われないといいのだが。

 打ち合わせのため、昼過ぎの飛行機で札幌へ。台風の影響でいくぶん揺れたが、定刻通り新千歳空港に到着する。目指す事務所は地下鉄乗り換えで3駅の場所にあるのだが、1駅の距離が長く、歩けば30分かかることをスマホで知る。その上、道に迷っては申し訳ないので、タクシーを乗って向かうことにした。カメラマン1人とは仕事を一緒にしたが、その仕事仲間のデザイナー、ライターとお会いするのは初めて。1時間きっかり、とあるプロジェクトの企画意図と制作物のコンセプトを伝えて事務所を出る。外に出ると空気がひんやりし、ユキムシがちらちら飛び交うのが見えた。これまで晩秋に北海道へ帰る機会も少なかったから、ずいぶん懐かしく感じられた。

 札幌駅近くのオフィスで2つ目の打ち合わせ。先ほどとは違うクラアントとの新規プロジェクトの案件で、社長から直々コンセプトを伺えた。メールのやり取りでは全体像がぼんやりとしか分からないが、直接会えば言葉や表情から熱量が分かる。ネットでは探しきれなかった貴重な資料もいただくことができ、制作物の方向性が明確につかめた。

 オフィスを出て、本日3度目のタクシーに乗って、ススキノに移動。高校の同級生と待ち合わせ、2人と寿司屋で酒を楽しむ。こちらはどちらとも長年つきあっているが、2人は同じ札幌に会社がありながら、顔を会わせるのは43年ぶり。業界は違えど、ともに官庁の許認可が必要な業種なため事情が分かるらしく、話が盛り上がった。広告業界では耳にする機会が少ない経営者同士の話も聞け、こちらも興味が尽きなかった。そのあと、高校の先輩がやっているスナックに少しだけ顔を出し、12時前にお開きに。札幌到着から8時間。やたら濃い半日だった。

19.10.22(祝) 新千歳空港で飛行機に乗り遅れかける

 札幌は曇って18℃。東京は曇って17℃。

 朝イチ、ホテルをチェックアウトして、すすきの駅を目指す。が、外ではなぜかスマホがつながらず、勘を頼りに人通りの多い方へ歩くとなんとか発見できた。予定していた電車より1本遅かったが、まあ、しょうがない。

 空港の中の蕎麦屋で腹ごしらえ。が、他にお客さんがいないというのに、いつまでも運んでもらえず、イラッとしてしまう。空港なんだから、チャッチャッとできないのだろうか。その後、チーズとワインの店でおみやげを物色。これはというものが見つけられたのでレジへ行くと、おばちゃんたちは手が遅く、なかなか商品を包んでもらえない。1本と1個を片付けるだけなのになぁ。そんなこんなでゲートのところに搭乗30分前に着いてしまったのだが、今度は修学旅行の高校生のため4つある入口が2つ使えず、全然前に進まない。焦って係員に手を挙げて知らせようとしたが、こちらをまったく向いてくれない。その慌てぶりを見かねて前の男性順番を譲ってくれ、おかけで10分前に手荷物検査場に入ることができた。ふー、焦りました。

 東京は曇り。北海道と気温は1℃しか違わないのに、蒸し暑く感じられた。以後、一服する余裕もなく、仕事を再開。月末までに上げなくてならない仕事に取り掛かる。1週間前が嘘の忙しいになってしまった。

19.10.25(金) 目黒区にいいようにあしらわれる

 大雨後、小雨、16℃。

 朝イチ、北海道の兄から戸籍謄本と印鑑証明を送ってこいとのLINEが入り、朝食前、雨が降りしきる中を隣町にある渋谷区の住区センターに出向く。が、印鑑証明は取れたが、本籍は目黒区のため、朝食後、改めて駒場にある住区センターに向かった。ところが、建物はそのままだというのに、証明書関係のサービスはやっていないという。うー、時間がないのに。その足で、今度は中目黒へ向かうことにした。駅を出ると、雨足は猛烈。目黒区の合同庁舎に行くのは初めてということもあり、駅から遠回りしていることに気付かず。あっという間に靴もジーパンもグショグショになってしまった。なんだかんだで、家を出て帰宅するまで1時間半もかかってしまった。あー、もったいない。

 以後、遅れた分を取り戻すため、夜中まで仕事に集中する。目、肩、背中が凝り、板を入れているかのようにバンバン。だが、もう1週間がんばらなくちゃ。仕事はありがたいが、体はつらいなぁ。