24年12月3日(火) 冷えた体に燗酒という極楽
快晴、8℃。いや、なに、札幌の話です。
朝、8時台の電車で羽田空港へ。空港内のロビーでデザイナー氏と落ち合い、新千歳空港へ。朝、昼兼用のラーメンを食べて札幌に移動。クライアント本社で、15時から2時間みっちりプレゼンと打合せ。反応に手応えを感じられた。来年前半の概ねのスケジュールも確認する。おーし、いい感じではないか。
ホテルにチェックイン。東京からずっとクライアントまですべて室内で、5時すぎに外に出て、ハっと気づいた。そうです、札幌は非常に寒いのである。スーツケースをひきずってたった10分ほど歩いただけで耳が引きちぎれそうになる。これで明日の撮影が思いやられる。ホテルにチェックインした後、モンベルショップを目指し、ダウンと暖パンツを買った。
その後、向かった「たかさご」という居酒屋、たしかススキノの近くにあった気がしたが、グーグルマップでは狸小路の屋根のかかっていないエリアを示される。うーん、こちらの記憶違いかもしれない。温かい日本酒、手造りの酒肴と焼き魚のカレイが旨かった。料金も超リーズナブル。気を良くして2軒目はススキノの金富士酒場へ。昭和28年創業の老舗だが、年内は若いお客さんでびっしり。焼き台に立つ職人も店員も若いのだが、動きが小気味よく、気分がいい。すごい回転の速さでこちらも押されてしまい、1時間足らずで店を出る。もう少しゆっくり飲みたかったが、明日は早朝から仕事だ。自重しなくてはなるまい。
24年11月30日(土) かき揚げ蕎麦
快晴、16℃。
来週は北海道行きのため、その前になんとかアップした原稿を片づけるのに往生している。なんと7合目までたどり着いた感があったので、温泉銭湯帰りのツマと17時半に蕎麦屋で待ち合わせる。
店をしばらく閉めていたのだが、店主がぎっくり腰になったそうで、すでに体調は回復した由、安堵する。相変わらずの酒肴の美味さで、酒がするすると入る。うまいなぁ、まったく。本格的な寒さは始まっていないが、締めは温かいかき揚げ蕎麦を所望。うまいのなんの。一気に平らげてしまった。もう、最高!
24年11月25日(月) 取材が続いております
快晴、14℃。このところ、晴れが続いております。
週をまたいで取材。金曜日にお会いした政府委員は聡明な方で、こちらのレベルに合わせて分かりやすく、そして雑誌読者も興味がありそうなテーマを楽しそうに話していただいた。本日の大会社社長は、創業3代目だというのに浮ついたところがなく、穏やかで、業界ではキレ者で知られている。労をいとわず働く社員のことを心底思っていらっしゃる方だった。社員のことをいかに思っているかが伝わってきた。
本日12時にクリニックを予約していたが、電車の乗り継ぎが悪く、タッチの差で待ち合わないことが分かり、プチ絶望感。駅の立ち食い蕎麦屋でズズッと蕎麦をたぐって帰宅。やらなければならないことが山積しており、大急ぎで仕事にとりかかる。
24年11月17日(日) 東中野に着けないかと思った
雨、23℃。あったか!
ツマが東中野の銭湯に行くということで、ネットで適当な店を探し、6時に待ち合わせる。が、仕事が進まず電車に1本乗り遅れてしまう。すると悪いことが重なるもので、新宿でJRに乗りかえると、ホームに行くと総武線のどこかの駅の近くでボヤがあったとかで、電車が動かない。復旧の目処が立っていないとのアナウンスに青くなる。東中野は大江戸線が走っているので、そちらに回ろうとしたが、自動改札が出られない。付近に駅員もいない。しょうがないいので山手線で新大久保まで行き、そこからタクシーに乗ることにする。
が、新大久保はホームから改札口に行くのも時間がかかるほど、人人人でごったがえしている。やっと出たものの、タクシー乗り場らしきものがない。しょうがないのでタクシーGOを使うことにしたが、あろうことか、こちらの車に東南アジア風の男性たちが乗り込むではないか。ムッとして「マイタクシー」と言うと、意味を察したらしく、すんなり車を下りてくれた。新宿から新大久保まで、まさかの40分。これなら歩いたほうが、よほど速い。
タクシーで東中野に向かい、うなぎ居酒屋へ。くりからの串の味も、白焼も、こちらの舌には申し分なし。日本酒もリーズナブルで美味かった。さっきまでのトラブルの苛々も消えた。ただ喫煙OKの店のため煙がきつく、1時間半でお勘定してもらう。帰り道にあった八百屋で買い物をし、もう1軒行ったが、大外れ。なんだか疲れてしまい、早めに帰宅し、自宅で飲み直した。
24年11月15日(金) 虎の子桜のご縁に驚く
曇って17℃。
月曜日に取材した仕事を昼までに片づけ、5時、すっきりした気分で下北沢へ。10数年やっている仕事の担当がMさんという方に替わり、ご挨拶がわりに一杯やりましょうという話になった。指定されたSは中央には炉端、足が入るカウンター席がコの字をなし、まわりにテーブル席が4つほど。理想的な居酒屋の造りだった。
Mさんは大手ビールメーカーの役員まで勤め上げ、すでに退職されている。本来は酒を飲める方ではないのだが、年の近さと畑違いの気安さで、いろんな話ができ、うまい酒が飲めた。何かの話の流れで、うちの店がかつて下北沢になり、その時にビールメーカーの部長と名刺交換をしたと話すと、なんとまあ、そのご本人だった。もしやと思ったが、いや、これはびっくり。虎の子桜がつないでくれた縁かもしれない。急に気持ちの距離が縮まり、2軒目はこちらがかつてよく通った古いスナックにお連れした。ドアが左右にある妙な店構え。トイレに行くには鍵をもらわなくてはならないルールを面白がっていただき、気に入ってもらえたもよう。話が盛り上がった夜だった。
24年11月10日(金) きのこ鍋で腹がきつくなる
曇って16℃。
夕方5時過ぎ、ツマと3月からご無沙汰していた藤沢の居酒屋へ向かう。すっかり顔を忘れられているだろうと思っていたら、ご亭主が覚えていてくれ、「今日はいい鯛が入ったので、鯛酒も出せますよ」と言ってくれた。鯛酒とは鯛の骨を炙り、出汁が少し入った酒を温めたもので、体が芯から温まる。このところ薄寒くなっていたから、ありがたい限りである。それをやりながら、おから、刺盛り、豚バラきのこ鍋、カレイの骨せんべいをゆっくり堪能する。いつもは満席の店は珍しく半分の入り。こんな日もあるのだと意外に感じた。
きのこ鍋が1人前とは思えないほど量があり、腹がぱんぱん。酒が入る余地がなくなってしまって、7時前に店を出る。にしても今夜は食べたなぁ。
24年11月5日(火) 一向にインプラントが進まない
曇って19℃。
午前中、地元の歯医者へ。受け付けて待っていると、老夫婦が何やら受付嬢と揉めている。奥さんが亭主の治療を予約したのだが、予約が入っていない。「本当にこのクリニックでしたか。予約を受け付けた記録がないのですが。それに今日は予約がいっぱいで、受付できない」と言うと、ジーさんがぶち切れる。「こっちはちゃんと予約した。出てくるまでの時間が無駄になる。おまえじゃ話にならないから、上の者を呼べ」と大層高圧的。自分がミスった可能性があることは露も疑っていないところが、実に老人っぽい。現役時代はさぞいやなサラリーマンだったのだろう。結局院長が対応し、矛を収めたが、一部始終を見ていて、なかなか気分の悪いジーさんだった。自分の治療ぐらい、自分で予約しろ。バーカ。
前々回インプラントの人工歯を植える部分の歯茎を縫い、前回は抜糸。今回はその経過をチェックしてもらったのだが、まだ医師の期待している状態になっていないとか。あと2週間様子を見ることになった。はー、こんなんで年内に治療が終わるのだろうか。まったくなー。
24年10月31日(木) 日比谷でノドグロを買う
曇って、20℃。まあ、こんなものでしょう。
午後イチ、御成門で取材。江戸時代から続く骨董店オーナーの話を聞く。世界市場の中の日本の美術界の立ち位置を知る。ふーん、そうであったか。
電車を乗り継ぎ、日比谷シャンテの地下に入っている島根県の物産館に寄る。6月同じように月末に来た時は割引セールになって、久しぶりに好物の穴子の一夜干しを買えたが、今回は姿がない。で、店員さんに尋ねると夏の物ですから、今は品切れです、とのこと。穴子は夏が時季だったとは知らなかった。諦めて、定価のノドグロの一夜干しを買うことにする。まぁ、こちらも好物なのでいいのだが。
代々木上原で途中下車。お客さんがおらず、一人ビールを飲んで帰宅する。
24年10月24日(木) 秋田の夜を堪能する
曇って、24℃。10月末の秋田なのに、この天気はなぁ。
昨日から2泊3日で秋田ロケ。昨日は別件の原稿アップが間に合わず、カメラマンと一緒の飛行機を諦めて午後の新幹線を選んだのだが、大変だった。新宿からの乗り継いだ湘南新宿ラインが大幅に遅れてしまい、定刻では後に出発する埼京線が先に着くことに。電飾掲示板も遅れる時間を表示するばかりで、大宮に速く着くにはどっちの電車を乗ればいいのかが分からない。しょうがないので駅員にどちらが速いかを聞いたら、「湘南新宿ラインです」とのこと。話を信じて新宿ラインに乗ったのだが、全くもって間に合わない。込み合う電車に揺られながら、あの駅員、一般論として埼京線と湘南新宿ラインはどっちが速いかを答えたのだろう。いい年した大人が、そんな子どものような質問をするか。結局1本あと、時間遅れで秋田に到着した。
今日は朝から薄曇り。1つ目のロケ場所はナビと実際の道が違い、諦めたが、その後は順調。予定以上のカットを撮影できた。こちらはディレクションしながら、ちょっとしたアイデアが浮かび、カメラマン氏に追加カットをお願い。もしかすると、次の仕事につながるかもしれない。昼過ぎに小さな村の食堂で食べた生姜焼き定食も美味かった。
日が暮れてから市内にある映像会社にご挨拶。同じ案件ながら、別のカットをお願いしているのだが、対応が紳士的でうれしかった。札幌の映像会社もプロ意識がヒシヒシと伝わってくる方だったが、その点はこちらも変わらない。今回は本当にスタッフに恵まれている。
気分よくホテルに帰還し、秋田一の繁華街、川反通りを散策。カメラマンが行きたいと言っていた居酒屋を訪ねると、偶然にもNHKの「ドキュメント72時間」で見て、行ってみたいと思っていた、まさにその店だった。すごいなぁ。家族経営の店で値段の割に料理が旨く、いやー、感激感激。調子づいて2軒目を探し、これまた古色蒼然、昭和のにおいがぷんぷんとした店でせり鍋を食べて、大満足だった。2打席続けてホームランを打った気分。秋田がますます好きになった。
24年10月19日(土) 脂肪肝と告げられる
曇って30℃。
午後、参宮橋へ。かかりつけクリニックで腹部スキャンの定期検診を受ける。例年通り「お酒を飲む人だからね、脂肪肝だね」と告げられる。それ以外は何も問題なし。ま、良かったかな。駅前で夕食を食べようと思ったが、楽しみにしていたラーメン屋が休憩時間のため入れず、新宿へ移動。つけ麺屋で夕食を取る。
その足でヨドバシカメラへ。来週ロケがあるのだが、遠方の建造物を確認するのに双眼鏡を買うべきか、レンタルすべきか。悩んで、悩んで、大いに悩んで買うのを止めた。あれば便利な双眼鏡だが、その後、はたして出番はどれくらいあるだろうか。天体観測をする夢があったが、それほど頻度が多いとは思えず、せいぜいコンサートと美術鑑賞ぐらいかなと思ったら、ウン万円の出費が躊躇われた。今はまだ、我慢するかな。
24年10月10日(木) 感激しないイタリアンを食べる
本日は晴れの特異日だというのに、曇って22℃。なんだかな。
朝イチで四ツ谷へ、取材。1時間社長の話を聞く。ふむふむ。その帰り、朝から何も食べていなかったので、11時半、少し早かったが昼食を取る。いろいろ迷ってイタリアンに入る。有名店だが、値段はサラリーマンでも払える程度。パスタアラビアータを注文したのだが、なーんとも感想が出ない印象に残らない味。これなら、いつも食べている藤沢の店のほうが数段うまい。看板倒れということかもしれないが、それでも店内満員で、不思議な感じがした。
24年10月5日(土) 川崎市制100周年記念の花火を見上げる
にわか雨24℃。ちょっと寒いかな。
仕事のスケジュールに少し余裕があったので、今日は遊ぶことに決め、多摩川まで夫婦で花火を見に出かけること。あいにくの小雨模様だったが、まあしょうがない。以前は8月の同じ日に多摩川をはさんで川崎市と世田谷区で花火が打ち上がっていたが、ずいぶん前に台風と雷が襲来してから秋に行うようになったという。その原因になった日のことはうっすら記憶にあり、さもありなんという感じ。
出かける前は人で込み合う二子玉川以外の見晴らしが利く場所をネットで探し、二子玉川に決定。その前に途中の登戸で下車し、駅構内にある日高屋、鰺フライとビール、濃いハイボールで時間調整する。うーむ、値段のわりに美味い! 30分ほどで勘定してもらい、いざ二子新地へ。駅に着く寸前に、開始の大花火が上がり、腹にずしんずしん響く。いいぞ、いいぞ。土手沿いをずんずん進み、道の脇を小一時間夜空を見上げて過ごす。合わせて16000発の花火が打ち上げられたそうだが、10年分を堪能した感じ。やがて首が痛くなり、帰ることにした。
腹が空いてまたも向ヶ丘遊園で途中下車したものの、2軒の店に断られ、3軒目の町中華は大外れ。盛り上がった気持ちが一気にしぼみ、帰宅して飲み直した。ふー。なんだか。
24年10月3日(木) 忘れ物を受け取り、昼に蕎麦を食べる
曇って25℃。湿度が高いなぁ。
朝イチで西新宿。初めてのクライアント社長に1時間インタビュー。詳しく書けないが、社長が誠実で、ずっと話を聞いていたいほど内容が素敵だった。ここで働いている社員は幸せだろうなと心から思う。
朝は何も食べずに家を出たので、先日行った時に本を忘れてしまった馴染みの蕎麦屋に行く。まったく偶然だが、店のご常連が目の前を歩いており、同じ店に。店の女将は「待ち合わせですか」と聞いてきたが、いえいえそうではありません。現在は週3日勤務の大学教授なのだが、木曜日の昼飯はここと決めているとのこと。なるほど。
教授は日本酒をちびちびやって蕎麦を待ち、こちらは話し疲れていたのでビールで喉を潤す。冷ややっこがうまかった。先日はかけそばが美味かったので、今日は海鮮かき揚げ蕎麦を注文。1480円だが、完成度が高くてびっくり。都心なら2000円はするだろう。本当は日本酒にしたいところだったが、すぐ戻って仕事をしなくてはスケジュールが間に合わない。お先に失礼する。
本日も夜中までお仕事、お仕事。昼寝をする時間も取れなかった。
24年9月29日(日) 原始焼きにちょっと驚く
曇って25℃。ずーっとすっきりしない日が続いています。
午後、南町田グランベリーパークへ。特に買いたいものがあったわけでなく、仕事以外でほぼ行ったことがなかったので、ツマと行ってみる。目当ては小さな食料品店でイートインが集まる、ギャザリング・マーケットというところ。まー、店があるはあるは。デパ地下は気取っているけれど、ここは活気があって、笑顔があって、まさにマーケットである。なかなか楽しい。ここを設計した方が自慢していた理由が分かった。外でアウトレットの店に入ったが、値引きしていても今日ここで買わなくてはいけないという気にならず、結局、何も買わなかった。あ、ギャザリング・マーケットの八百屋でミカンだけ買いました。
スマホで4時からやっている居酒屋を探すと、グランベリーパークの道を挟んだところに1軒見つかった。なんだか聞き覚えがある名前だと思ったら、町田に本店がある店だった。そこと同様に原始焼きがウリで、注文したサバがほっくり焼けて美味かった。見かけはナンチャッテかと思ったが、ちゃんとしていて得した気分になった。
24年9月21日(土) 疲れ果てて妥協する
曇って32℃。体が温度差についていけません。
2泊3日のロケの疲れが体に溜まり、たっぷり眠っても眠り足りない。トシだなぁ。とりあえず仕事をし、夕方のため外出。どこにしようか迷ったが、居酒屋は札幌ではしごしたので、ツマと町田のイタリアンに行く。と言っても、いいかげんなイタリアンもどき居酒屋ではあるが。
ワインが安い(ハッピーアワーだと200円)。レバーかつが安い(50円)。しらすせんべいが安い(280円)。海老アヒージョは安くないけど、そこそこ美味い。ただただ値段と、その割には許せる味に安っぽく感動してしまう。が、耳が辛い。周りの若者の話題が軽過ぎて堪え難くなり、1時間ちょっとで店を出た。
帰りに小田急百貨店で大好きな豆腐と湯葉、ツマはキッシュを買って帰宅。なんだか、疲れが取れていないなー。
24年9月18日(水) 北海道で真面目に働く
晴れて24℃。あ、札幌の話で〜す。
朝5時前に起床。某企画のロケハンとプレゼンのため、北海道行き。事前にチェックインを済ませたので、カメラマン氏とは乗り場のロビーで合流する。札幌駅から歩いてレンタカーショップへ。日差しが強くて予報の最高気温24℃以上に感じられたが、日影に入るとひんやりし、とっても心地よい。東京でこの感覚が味わえるのは10月下旬だろうか。
レンタカーで目的地へ。仕事前に昼食をとるべく、地域では唯一の食べ物屋、焼き肉店に入る。昼に焼肉を食べるのは初めてかもしれない。こちらはジンギスカン、カメラマン氏はモツ焼を注文。自家製のたれが肉によく絡み、美味かった。
食後、2つの撮影場所をチェック。以前スチールのカメラマンに撮ってもらっていて風景は頭に入っていたが、自分の目で見るとまったく別物。スチールカメラマンがずいぶん粘って撮影していたことがよく分かった。
夕方、ホテルに入り、シャワーを浴びて外出。美唄やきとり、蕎麦居酒屋を堪能する。居酒屋に入ったのが9時過ぎで残り時間1時間。それで1人3品食べてもらわないと言われたが、大丈夫と返事。イカ刺し、三つ葉の汁物、ホタテのタルタルソースを注文、酒を楽しむ。いずれもレベルが高く、あっという間に完食。カメラマン氏がもの足りなかったらしく、明日の席を予約してしまう。あー、なんということを。
24年9月7日(土) 百合ヶ丘ではしご酒をしてしまう
晴れて33℃。
仕事、順調に進む。このところ仕事漬けで、若干体が重くなっていたので、近所を8キロほど走る、いや筋肉痛にならないように歩く。それでも汗だらけになり、気持ちが良かった。シャワーを浴びて、百合ヶ丘のはずれにあるコの字酒場でツマと合流。もつ焼でビールをぐびぐび。痛快。レバーも美味い。腹6分目でお勘定してもらう。
その足で馴染みの蕎麦屋へ。お造り、今日の三品盛りなどを食べて、蒸篭大盛りを2人で分け合う。Tさん、体力充実しているのか、蕎麦の切れがいつにも増して素晴らしい。いつもよりぐっと控えめでお勘定してもらう。
頭も体も心地よく疲れ、腹も朽ちている。ということで10時には轟沈したもよう。
24年8月31日(土) 台風の間隙を突いて藤沢に向かう
曇って、31℃。
台風10号が東海沖を進んでおり、黒い雲が広がっていたが、パスタを食べたくて藤沢に向かうことに、こちらは代々木上原でマッサージを受けて、その足で向かうつもりだったが、またも人身事故で小田急線がストップ。しょうがないので新宿に出て、湘南新宿ラインに。なんと予約時間ぴったりに店に到着した。
ツマが少し遅れそうとのLINEが入ったので、カプレーゼ、レバーペーストでワインを飲むことに。前回ぐらいからオーナーシェフとも世間話が交わせるようになって、少しうれしい。20分遅れでツマ合流。トリッパ、鴨のステーキなどを楽しんだ後、最後はペペロンチーノで締める。いつものように大満足。
すっかり腹が膨れてしまい、寄り道もせず帰宅する。
24年8月25日(日) 奥湯河原で身も心もほぐされる
曇り、時々大雨。33℃。
久しぶりに大好きな奥湯河原にあるちょっとだけ高級旅館へ夫婦で出かける。以前は送迎タクシーのサービスが付いていたが、昨今の運転手不足のせいか、それともコストダウンの一環なのか、なくなっていた。で、さして深く考えず、バスに乗ったのだが、途中から雨が降り、ほどなく嵐のようになって、車窓が見えにくくなるほど。が、バス停に着くとタイミングよく雨が上がり、宿の人もちょっと驚いていた。
さっそく大浴場に行くと泊まり客がだれもおらず、露天風呂で小雨がポツリポツリお湯に落ちてくる中、露天風呂で体を伸ばす。緑の山に目が和む。自分たちには少し贅沢な宿だが、この夏はよく働いたことだし、まあいいか。ラウンジでお酒の無料サービス後、6時から夕食。いつものように手の込んだ料理が多い。目でも舌でも堪能する。中でも鱧の天ぷらとごはん(ユメピリカ)が最高に旨かった。創業何周年記念で山崎15年のウイスキーが800円。思わずお代わりしてしまった。
10時過ぎには寝たもよう。あー、極楽極楽。来年も来られるように頑張らなくちゃ。
24年8月24日(土) 「けやき」の混ぜ麺の素がさびしい
曇って、34℃。
仕事、さくさく。シャワーを浴びてから夕方出かけ、サイデリヤで外食する。生ビール、白ワインをボトル、青豆の温サラダ、ホウレンソウのソテー、ツマいわく「どこかの芸能人がドリアがおいしいと言っていた」とのことで、エビとタラコのクリームグラタン、エスカルゴのオーブン焼きで早速注文する。
エスカルゴは本来の味がまるでなかったが、グラタンは確かにうまかった。青豆の温サラダ、これがなぜ税込み200円で出せるのか不思議なほど。好きな味である。ホウレンソウのソテーは「スーパーで買って作るより安い」とか。ワインも文句の付けようがない。ワイン、デキャンタでお代わりし、チョリソーなど。これで4300円とは、すごいものだ。客はひっきりなしに入れ替わり、終始8割の入り。まあ、それも分かる。企業努力の鑑だ。
帰りにスーパーに寄ったら、札幌のラーメン店「けやき」の混ぜそばの素が98円のセールになっていたが、大量に売れ残っていた。ついこの前、「けやき」と「つけ麺とみた」の素を買って、「とみた」はアンコール買いしたばかり。皆同じ評価だったのだろう。なんだか「けやき」と、商品の開発担当者が気の毒に思えた。
帰宅して何かテレビを見ていたが、10時半に寝てしまったもよう。
24年8月16日(金) 皮膚科にふられる
にわか雨、29℃。ふぅ。
台風7号が北上。おかげで久しぶりに最高気温が30℃を下回った。午後、関東に近づく予報だったので、いつも診察に長い行列ができる皮膚科で治療を受けるため、ごはんを食べずに9時前に家を出る。その甲斐あってクリニックに行列がなかった、あー、良かったと思ったら「台風接近のため本日休診」と書かれた紙が派ってあった。たしか昨日ホームページで確認した時はそんな案内なかったのに。むっとする。しょうがないので新百合ヶ丘の無印良品が前から買おうと思っていた木製のティッシュケースと、地下の茂蔵商店でいなりずしを買って買える。うーん。予定外に時間ができたので、仕事の探し物をいろいろ。
夕方にかけてときどき雨が降ったが、大事には至らず。
24年8月11日(日) パリ五輪が閉幕した
晴れて、35℃。
仕事、やってもやっても終わらず。が、パリ五輪の最終種目、女子マラソンがライブ放送されたため、合間合間にテレビを観てしまう。エースだった前田穂南選手が剥離骨折で出場できず、ちょっと残念な気分で観ることになったが、あにはからんや鈴木優花選手が粘りに粘って、6位入賞を成し遂げた。肌の黒い選手が多い中、それ以外では最高順位である。足が長くてスタイルも美しい。胸を突くようなきつい上り坂でも離脱せず、ほんとうによく頑張った。
マラソンを終えて外に出て、近所の居酒屋で夕食がわり。自分たちの口に合わない店が多い中、ここは刺し身がうまくて重宝する。店員さんもサービスが速くて気持ちがいい。
帰宅して9時からパリ五輪の閉会式。カーテンも、エアコンがない選手村もだめ。ヴィーガンにおもねって肉がない食事もだめ。汚いセーヌ川を泳がせるトライアスロンの選手が気の毒。もだめ。露骨なフランスびいきの審判が続いたのもだめ。パリ五輪は何一つ褒められない大会運営だった。フランスの幻想が崩れた人も多いのだろう。とうてい先進国のレベルではない。これほどひどい身贔屓の大会はソウル五輪以来ではないか。
そんな中で日本人選手団はメダル獲得数で3位。文句も恨み言も言わず、本当によく頑張った。元気をもらった。君たちは本当にすごい!
24年8月9日(金) 地震で虎の子に足止めされる
晴れて、35℃。暑さに飽きてきました。
夕方、体のメンテのため、代々木上原の整骨院へ。少し仕事が落ち着いたので、虎の子に寄る。最初はがらんとしていたが、1時間ほどしたら久しぶりにKちゃんと遭遇。1年半ぶりの再会で、話したいことを話し、うまい酒が飲めた。8時半過ぎ、そろそろ腰を上げようと思っていたら、直前に入ってきた初めてのお客さんが「小田急は地震の影響で停まっていますよ」と教えてくれた。気づかなかったが、8時頃に海老名近くを震源とする地震があったらしい。で、飲み直すことにする。
で、会えばついつい長話をしてしまうHさんが、代々木八幡からタクシーに乗って来店。思いがけず、賑やかになる。初めて来店したKさん、ある派遣会社のリーダーで、彼女の評価が高いと以後、大型契約になる重責を担っているという。20代後半、よくぞ怪しい階段を上ってクセの強い店に来てくれたものだ。Kちゃん、しきりに感心する。同感である。落ち着いた話しぶりから、聡明な印象を受ける。
10時半過ぎ、電車が動き出したので店を出て、新顔さん、Kちゃんととも店を出る。が、しょっちゅう途中で停まり、結局、地元に着いた時は12時を回っていた。
24年8月7日(水) 暑気払いの酒が美味い
曇って、34℃。
仕事の打合せと暑気払いを兼ねて、webデザイナーM君と藤沢で17時待ち合わせ。喫茶店で9月、10月に予定しているロケについて概要を確認する。18時、名店居酒屋に移動。藤沢では2トップの好きな店。すべてが丁寧な味で美味かった。大いに飲み、大いに食べる。仕事のことから、プライベートのことまでいろいろ話ができて面白かった。
M君は10歳ぐらい年下か。北海道が大好きで、高校時代からお金が貯まると各地を訪ねて、撮影旅行をしていたとのこと。日高を旅しているうちに、駅で寝ていたら、地元の暴走族らしき3人組に起こされ、浜で強制的にたき火を囲むことになった。逃げるに逃げられないが、かといって悪さをされることもなく、彼女がいかに怖いかという話を聞いたとか。朝ようやく解放され、そのときの撮影場所に決めていた昆布漁の浜に行くと、おばあさんが昆布と格闘している。ところが、自分にはどうしても平面的にしか撮れず、自分の才能に見切りをつけたとのこと。
暴走族つながりで、こちらも大学時代の旅の話をした。余部という日本海の町に行ったときのこと、こちらは夕食を済ませて寝ていたら、夜中に暴走族が到着。こちらが寝ていた6人部屋にやってきた。するとさっそく隣部屋がうるさいと怒鳴り込み、次はこちらが狙われると思って恐々としていたら、彼らの1人が「シートを掛けて寝ているのを襲うのはこわい」とつぶやいて、難を逃れた。朝起きると彼らの姿はなく、気持ちがぐったり。
そんな若かりし頃のバカ話を肴に2時間ほど飲み続け、まだ体力があったのでバーに行って2杯ほどカクテルを飲んで、別れる。年下の友人と飲む酒はうまいなぁ。大満足。こういう夜があると、まだ少し仕事を続けたいとも思う。
24年8月5日(月) 株価が史上最大の下げ幅でした
晴れて35℃。あちー。
朝から東京株式市場は全面安。下げ幅は5000円を超えてしまった。アメリカの雇用が予想より悪かったという発表と、日銀の利上げのタイミングが重なり、市場がパニックになったとのこと。
きっとあちらこちらで悲鳴を上げている人がいるんだろうな。政府はやたらNISAをすすめ、将来を考えて投資を始めた若者も多いのだろうが、心中察して余りあう。
ふー。良かった、株をやらずにきて。
24年7月29日(月) なでしこ逆転勝利でビールが美味い
曇って、37℃。続々々げんなり。
夜中12時より、オリンピック女子サッカーなでしこ対ブラジル。後半ぎりぎりで同点、安堵していたら、途中出場の谷川が絵に描いたようなループシュートで逆転勝利! 今日1日だけで10回はYouTubeを見たも。
なでしこ様のおかげで今日もビールが美味い。もうちょっとで当面の仕事も山を越えるし、もう最高!
24年7月28日(日) 仕事がはかどり、ビールが美味い
曇って、36℃。続々げんなり。
このところ体を動かしていないので、ふるさと村、住吉台、こどもの国を回って10数キロジョギング。じっくり汗をかく。
午後、きっちり仕事をして夕方馴染みの蕎麦屋へ。仕事がスケジュール通りはかどっているので、こういう時は酒が美味い。刺し身、酢の物、小鉢、ツマがワインを飲むのにつきあい、けっこうな金額になる。
帰宅してNHKの大河ドラマを見て、しばらくしたらオリンピックの試合を見ているうちに、寝てしまったもよう。
24年7月25日(木) パリ五輪、男子サッカー快勝でビールが美味い
曇って、31℃。続げんなり。
朝起きると、テレビのニュースでパリオリンピックが始まっており、男子サッカーがパラグアイに5:0で快勝。南米予選1位通過の国にこれほど痛快に勝つとはびっくり。夜に録画を見なくては。
午後イチ、西新宿で取材2本。その帰り、かかりつけクリニックに寄り、診察、薬をいただく。体力の限界になったため、なか卯で小さなうどんを食べて夕食がりにし、虎の子に寄る。皆さんどなたも顔を出さず、まー、しゃーないかと、9時過ぎに帰宅する。シャワーを浴びてサッカーを録画観戦。これは疲れが取れるワイ。
24年7月17日(水) なぜ皮膚科はどこも込み合うのか
晴れて、31℃。げんなり。
去年から通っている皮膚科があんまり治療の効果が出ないため、別のクリニックを探して2時すぎに訪ねる。ここは予約システムを採用しておらず、来た順番に診察を受ける。午後は2時半の受付開始で、到着した2時35分だったが、その段階でこちらの前に患者が40人ほどもいた。看護師さんに「今だと2時間待ちです」とあっさり言われてしまう。どうでもいいけれど、皮膚科クリニックはほぼ全部患者で溢れているのはなぜなのだろう。
本を読んで閑をつぶし、1時間半ほど待って診察を受ける。あー、くたびれた。
帰宅して夜中まで仕事、仕事、仕事漬け。依頼された案件はあと2つと思っていたら、本日また追加の案件がねじ込まれてしまった。あー、なんたること。よよよ。
24年7月12日(金) 出入りの多い金曜日でした
雨、27℃。うれしー。
午前中、うっとうしい紙を切りに、梅ヶ丘まで。一度戻って、夕方マッサージを受けに代々木上原へ。その帰りに店に寄る。いつもはだれかしら知った顔のお客さんがいるのだが、今日はだれも見せず。うー、これでは自宅で飲んでいると同じではないか。それでいて、お金を取られるではないか。9時前にお客さんが来たところで、店を出る。
マッサージで体は軽くなったが、仕事はまだまだ続く。まだまだ増える。贅沢と言えば贅沢だが、そろそろ疲れてきた。つまみになりそうなものをスーパーで買って帰宅。今日は仕事にならないので、ぼーっとテレビを見ながら、酒を飲む。
24年7月6日(土) 豚カツを食べてもいいじゃないか
曇って34℃。あー、むしむし。
夕食は疲れてはて、遠出したくなくなかったので、隣町の豚カツ屋に向かう。ここ、料理は揚げ物も刺し身もよいのだが、サービスに愛情が感じられない。で、苦手なのだが、ツマが「久しく食べていないので、トンかつを食べたい」と言うもので、妥協する。
刺し身の盛り合わせ(小)で、通常の店のたっぷり2人前。それを魚に、ビールと酒を飲む。居酒屋より美味し。で、酒を焼酎に替えて、こちらはヒレかつ、ツマはロースかつにする。キャベツは絶品、かつも申し分なし。でもなぁ、サービスがなぁ。なんで愛想がないのだろう。非常にザンネン。
24年7月2日(火) 女性編集長の苦労話を聞く
曇って31℃。今の心模様のような天気であります。
雑誌の取材のため、午後イチで大手町へ。3.11のときに新聞社で編集長を務めていた方が、毎日のように新しい事態に直面し、マネージャーとして仕事に忙殺されながら、深夜に帰宅すると、それから小学校に入学する愛娘のために鉛筆の頭に名前を書いていたという。情景が頭に浮かび、思わず笑いそうになった。
寄り道したかったが、仕事に追われ、電車に乗る。虚しく吉野家で夕食をとる。このごろ、疲れているなぁ。
24年6月29日(火) ご近所がホタルの里だった
どんより29℃。ジメジメ、ムシムシ。梅雨らしいってことですな。
このところ仕事に追われて長い距離を走れていなかったので、午後、出発。ふるさと村を目指す。田植えが終わったばかりの田んぼを眺めている人も結構多く、それなりの賑わい。ふと看板を見ると、このあたりはホタルの里らしく(知りませんでした)、6月から7月が見ごろとのこと。が、車で来てはヘッドライトで見えなくなるので、自家用車で来てほしいと書いてあった。まあ、最寄り駅というものがないからなぁ。しかし、人間は自分の都合が最優先しがちなので、分かっていても車で来ちゃうんだろうな。
シャワーを浴び、少し仕事をして5時に馴染みの蕎麦屋へ出かける。本日は鯛の昆布締めがことのほか、美味。日本酒にぴったり合う。最後はざるの大盛りをツマと分け合う。あー、今日も大満足ナリ。
24年6月23日(日) 今月2度目となるご近所中華に行く
どんより24℃。梅雨が近いというか、もう入ったのだろうか。
仕事が佳境に入り、今週末は電車に乗って外出する時間が取れず、夕食はご近所中華にする。微酔いセット2つ(餃子、にんにくキュウリ、チンジャオロース、あと一品)と上海風焼きそば、野菜の炒め物(なんだったかな)とビール、緑茶ハイ、焼酎ボトルを入れて5000円ちょい。毎度思うけれど、これでどうやって利益を出しているのだろう。
薄利多売にも「程」がある。まー、こちらは有り難い限りなのだけど。
24年6月19日(火) メタセコイアが消えていた
快晴29℃。洗濯日和でした。
先週から駅前の旧交通広場の植栽の撤去工事が始まっていたが、夕方、近所に買い物に出かけると、シンボルだったメタセコイアが切り倒され、姿が消えていた。木材として乾燥され、4年後に完成する予定の駅舎内に再利用されるそうだが、記憶の中にずっとあったものがなくなるというのは、寂しいものだ。まだ引っ越して4年なんだけどさ。
24年6月9日(日) 地元中華で満足する
曇って25℃。梅雨はまだかなぁ。
夕方、夫婦で地元の中華料理屋へ。2カ月ぶりの訪問だったが、酒と小皿のメニューがずいぶん増えて、よく見ると女性スタッフも変わっていた。前はほとんど日本語がしゃべれず、オーダーミスも多かったが、今度はかなり堪能。ニコニコしていて愛想がよい。以前も料理に関しては特に不満がなかったが、それを2段階アップした感じである。地元はどこも自分たちの舌に合わない店が多いのだが、ここは友だちにも自信をもって勧められる。ずいぶん食べて飲んだのに、焼酎のボトルを入れても8千円足らず。店員さんもいい夜が過ごせました。
24年6月7日(金) 荒木町でひと心地着く
曇って27℃。だいぶ蒸し暑くなってまいりました。
夕方、梅ヶ丘で髪を切り、四ツ谷3丁目へ。久しぶりに馴染みのバーへ向かったのだが、6時半だというのにまだ看板に灯が入っていない。実は先週も来たのだが、折悪しく臨時休業で入店叶わず。2週続けて振られてはかなわない。で、時間調整をするべく荒木町をゆっくり2周したのだが、果たして変化なし。困り果てて新宿通りの町中華に入り、30分ほど時間をつぶす。7時半になり、いくらなんでもこの時間になれば営業しているだろうと思って訪ねると、灯りが見えて安堵する。
店主いわく、「常連の年配客がコロナ禍で来なくなり、早くから営業する意味がなくなったので、7時スタートになったのよ」とのこと。やれやれ。今や荒木町で2番目の古株だけに、腹が据わっている。ここまで来れば、呆れると言うより感心する。
1時間ほど過ごしたが、小皿の中華料理を3品も食べた腹には、酒を入れるだけのスペースがあまり残っておらず、焼酎のロックとハイボール2杯止まり。常連さんらしき二人連れが入ってきたタイミングでお勘定してもらう。
うーん、なんだかな。
24年6月6日(木) 歯の治療で顎が痛くなる
曇って27℃。
午前中、2週間に1回の歯の治療に向かう。予約した時間から20分過ぎたあたりで、ようやく治療室に入った。
現在、右下の2本をインプラントにする治療を続けているのだが、とにかく時間がかかる。最初に悪い歯を抜き、次に人工歯を埋め込む土台となる材料を埋め込み、それが体に馴染むまで2カ月ほど時間を置いてから、やっと人工歯を付ける。今は第2段階なのだが、その間を利用して左下の歯を治療している。そちらは長年ブリッジで凌いでいたのだが、歯茎が気になるとのこと。で、はずして調べたところ、医師曰く「こちらもできればインプラントが……」と言うので周章てる。
すでに40数万円出費しており、人工歯を付ける施術に40万円かかるのである。にもかかわらず、あと40万円とはあまりではないか。合計すると1年間に受け取る年金がまるまる吹っ飛んであまりある。こちらがグチグチと言うと、こちらを気の毒に思ったのか「ひとまずブリッジで様子をみますか」となった。で、今日は型取りで口を15分ほど開けっぱなしにしていたら、顎が痛くなってしまった。あー、早く終わらないかな。