NO DRINK,NO LIFE

ふらふら日記

反省すれどもシンポなし

店の話は出てきません テイシュの日常をダラダラ書いています

25年6月22日(日) 町田でイタリアンを食べる

 晴れて33℃。

 3日遅れの結婚記念日を祝うため、6時前、イタリアンレストランがある町田へ向かう。開店して何年も経っていないそうだが、評判はなかなかよろしい。あまりボリュームが多くなく、値段もそこそこ。ここなら外れても悔しくないだろうと決めたのだが、まあまあうまかった。特に岩手牛のランプステーキ、味付けが上品。肉を食べている充実感があった。ついついワインを飲んでしまい、お勘定はそれなりになってしまった。

 仕事はこの1週間を抜ければ、ひと心地つける。頑張らなくちゃ。

25年6月17日(火) こめかみをぐりぐりやられる

 快晴、34℃。この夏一番の暑さとのこと。

 まだ頭の痛みが時折ぶり返すが、顔の腫れは徐々引いて元通りになった。本格的に帯状疱疹になる前に対処したのが、良かったのだろう。仕事先には迷惑をかけたが、個人的には安堵する。

 夕方、マッサージを受けに代々木上原へ。この間のことを院長に話すと、「それはよかった」と言いつつ、目の凝りを取るため、こめかみをぐりぐりと。人の話を聞いていなかったのかと、怒鳴りたくなった。帯状疱疹のせいか、マッサージのせいか分からないが、また頭が痛くなった。

25年6月13日(金) 頭の痛みに耐えかね、仕事を断る

 曇り後、晴れて26℃。

 朝イチで鏡を見ると、かめかみ周辺が大きく腫れ、メガネのフレームに迫っていた。頭も痛いが、薬でごまかす。午後、南武線、武蔵野線と乗り継ぎ、某駅で1時間取材。なんとかこなしたが、痛みが激しく、薬を飲まずにいられない。その前に腹になにか入れなくてはと思い、乗り換えの府中本町で蕎麦をすする。家にたどり着き、薬のおかげで頭痛はやや治まったが、腫れはひかず、ゆがんだ自分の顔が他人様に見えた。

 帯状疱疹は高齢者がかかりやすく、若くても過労が続くと出やすいとのこと。この2カ月、まともに休んでいなかったから、そのせいかもしれない。実は先週末、長く仕事をいただいている代理店から新規案件が入って受けたのだが、このままでは絶対に支障が出てしまう。事情を話してお断りする。

25年6月12日(木) 帯状疱疹らしきものに罹る

 曇り後、晴れて27℃。

 2日前からこめかみの当たりがチクチク痛痒かったのだが、今朝鏡を見ると赤く晴れていた。腫れも出ている。皮膚科に行く用事にあったので、先生に診てもらうと、帯状疱疹かもしれないと。(美人の先生に至近距離で顔を見られ、少しときめく)で、少し膨れた患部を針で吸い、調べてもらったが結果は陰性とのことだった。安堵したものの、そうこうしているうちに頭が痛くなってきた。とりあえず軟膏と炎症を抑える薬を出してもらったが、「念のため耳鼻科でも診てもらってください」と言われてしまう。

 地元に帰り、クリニックに診てもらうことにしたのだが、まー、待たせる、待たせる。予約したというのに、受付から診察まで2時間かかった。あまりに順番が進まないので、途中ファミレスでゆったり夕食を食べたが、それでも待たされてしまった。院長いわく、帯状疱疹の初期は検査しても反応が出ないことがあるとのこと。原因は特定できないが、炎症止めを出された。とにかくこの1週間は体を休めるようにと言われてしまう。自分としてもそうしたいが、仕事が途切れず、どうしたものか。

 その後頭痛と腫れがひどくなる。ひどく不快。

25年6月3日(火) 藤沢の居酒屋で頭を休める

 雨降って、21℃。寒いほど。

 この1週間で4日目の雨空である。梅雨入りは先だが、気分が前向きにならないのは困ったものだ。淡々と原稿を書く。終わりなき仕事の鬱陶しさよ。

25年5月24日(土) 秋田中央交通、ChatGTPにもの申す 

 秋田は曇りのち小雨。19℃。

 昨日、今日と秋田にて撮影ディレクション。朝イチの飛行機に乗るため4時半起きをしたが、次は自腹で前泊しよう。体がついていきません。

 昨日は晴れ間が少し覗いたので、予定していたカットをすべて撮り終えた。本日は少し余裕があったので、観光名所をまわることができた。鳥海山、元滝伏流水はスマホの待ち受け画面にしたいほどきれいだった。


 夕方4時、仕事終了。飛行機の時間まで3時間以上あるため、レンタカーの返却場所を空港から駅に変更し、リムジンバスの発車場所近くでビールでも飲もうということになったが、まぁ、遠いこと、遠いこと。加えて秋田交通だったか、ホームページが昔のままで予約もできず、地図も小さく、わかりにくい。でもまぁ、ようやく見つけて5時開店の飲み屋に入る。と、女の子の制服がサパークラブのように艶やか。で、出てくるのが地元料理。その落差がたまらない。1時間半の滞在でけっこう酔っぱらう。

 で、リムジンバスの発車時間に合わせてバス停に行くと、時刻表の時間がホームページと違っていて、すでにバスが出た後。結局、タクシー代ほぼ9000円を払うはめになった。ちなみにChatGTPに料金を尋ねたら、5000〜6000円と答えたので、ま、いいかと思ったのだが、ぜーんぜん違うではないか。秋田交中央通、ChatGTP、どうしてくれる!

25年5月21日(水) 湾岸エリアに戸惑う

 曇って28℃。蒸しあっつい。

 朝イチで、東京を横切り、湾岸エリアにて取材。来たのは、10年ぶりぐらいか。地上に出ると四方に高層ビルが聳え、方向感覚を失いそう。幸い目指す方向に大きな橋が目印のようにかかっているため、迷うことがなかった。くわばら、くわばら。

 取材に引き受けていただいたのは、誰もが知る大型交渉をまとめてきた元官僚。頭がいいというか、人柄がいいと言うか、こういう方が国益を守っていたのかと思うと感慨深いものがあった。ここには書けない貴重な話が聞けて、ライター冥利に尽きる。銀座で昼飯を食べて帰ろうと思っていたのだが、財布を忘れていたことに気づき、空腹を抱えて引き返す。

25年 5月 9日(金) 空しく餃子を食べる

 曇り、22℃。

 午後、クライアントの社長取材のため、南武線某駅へ。半年前までは納品に四苦八苦していたが、第二次トランプ政権がスタートして以来、今度は関税問題に振り回され、業績は急降下した。しかし、なんども外部環境に直撃され、そのつど危機を乗り切ってきた社長は腹が据わっている。立派な方だなと思う。その帰りに海老名のクリニックへ寄り、薬をもらって帰る。

 金曜日の夕方、急ぎの仕事もないので地元の町中華でビールを飲む。餃子が売りの店なのに、肝心要の餃子がイマイチ。選択肢が少ない町に暮らす悲哀を噛みしめる。

25年 5月 5日(祝) 子どもの日に歯医者に行く 

 晴れ、のち曇り。22℃。

 大型連休後半、祝日だというのにかかり付けの歯医者はやっている。昨年末にやったインプラントのチェックが必要とのことで、3カ月前に予約しておいたもの。今のところ不具合がなく、問題なし。体というか、口が人工物を受け入れたもようである。

 連休明けに提出しなくてはいけない原稿もほぼでき上がり、気分よし。夕方マッサージを受け、早めに晩酌をして寝てしまったもよう。のんきなとーさん、だな。まったく。

25年4月25日(金) 取材して、マッサージをしてもらって、髪を切って、クリニックに寄る

 曇りのち晴れ、15℃。
 
 朝イチ、都心のクライアントで社長取材1時間。長年通っているが、今年ほど充実した話が聞けたのは初めてかもしれない。その足で代々木上原に行き、マッサージを受けたのち、駅ナカで玄米定食を食べる。豚バラ炙り焼きととろ丼1350円、味はヨシとしても、値段が少々高い気がする。その後、梅ヶ丘で髪を切ってもらい、さらに電車で40分ほどのところにある皮膚科クリニックで治療を受ける。
 
 朝から夕方まで、ここまできっちりスケジュールをこなせたのは、ちょっとうれしいかも。本当は虎の子で牡蠣パーティがあったのだが、再び代々木上原まで戻る体力はなく、なくなく諦める。オイスター、カムバック!

25年4月18日(金) 荒木町の昭和の居酒屋で酔っぱらう

 ピーカン、24℃。暑すぎるんじゃ。
 
 午後、都内淡路町のクライアントで今秋からスタートするPR誌の打ち合わせ。いろいろリクエストされてしまう。担当のお三方、性格はいいのだけど、まじめで、指摘がなかかな細かい。始めることは始めるが、いつまで続けるか分からない。四捨五入すると古稀になろうとしている人間に、あまり大きな荷物を託されても困ってしまう。プチ鬱なり。
 
 5時に仕事仲間と荒木町の居酒屋で待ち合わせていたが、それまでに2時間ほどある。しょうがないので、喫茶店でPR誌の企画書を直したり、本屋をぶらついてヒマを潰す。5時過ぎに合流する。友人は何度も利用している店が、こちらは初めて。いやー、しぶい、しぶい。演歌をガンガンかけている居酒屋はいつ以来だろう。酒が1種類しかないのと、ビールがサントリーしかないのが残念だが、それ以外は刺し身、煮物、クジラのベーコン、皆うまし。いい店を教わった。大満足。ここはまた来なければ。
 
 なじみのバーで2杯ほどひっかけ、9時過ぎに荒木町を後にする。楽しかったなぁ。

25年4月11日(金) 都心で山菜を買う

 曇って20℃。
 
 昼前に山手線某駅で再来週ある取材の打ち合わせ。Zoomでごまかす手はあったが、直接合ったほうがなぜか頭に入りやすいため、リアルに対面していただいたのだが、実りがあった。取材前の杞憂が消えた。面倒だけど、これでよしと。
 
 その帰り、駅前でマルシェが開かれていた。去年も出ていた山形県の山菜の店を見つけて、心がときめいた。コシアブラかタラノメが欲しかったのだが、今年は雪が多かったこともあり、どちらも2週間ほど先にならないと出ないとか。かわりにアマドコロという見たことのない山菜があったので買って帰る(翌日食べたら、ほんのり甘く、アスパラガスのような食感で旨かった)。あー、幸せだこと。

25年4月5日(土) 絶品中華を味わう

 晴れ後曇り。17℃。
 
 今週は最高気温が10℃を下回る日が3日あったため、桜の花はまだ楽しめる。
 
 夕方、ツマと二人、小田急線某駅から徒歩1分のところにある本格中華レストランへ。前回訪ねたのが昨年末で、店の掃除をしたあとに寄ったのだが、その時はよだれ鶏と水ギョーザ、八宝菜に感激した。中国人シェフがいる町中華は地元にもあるが、ここは食材も調理も頭2つ、3つ抜けている感じがある。今回は海鮮葱生姜風味、海老スティック春巻きが絶品だった。満足度からすると、かなり割安である。
 
それにしても老夫婦2人ではあまり、いろんなものが食べられないのが残念。まだまだ食べたいものがいっぱいあるのに。次回は誰かを誘おうか、策を練らなくては。

25年3月29日(土) 誕生日を祝っていただく

 小雨14℃。寒いなぁ。
 
 桜が開花したあと、4日連続で夏日。と思ったら本日は10℃も下がってしまった。うーさぶ。午後2時、海老名のクリニックへ。いつもよりめちゃ込みで、そのあとに予定を入れていた整骨院に電話して時間を30分ずらしてもらう。その後、馴染みの蕎麦屋へ向かってツマと合流。こちらが誕生日だということを話していたらしく、皆さんに祝っていただく。こういうことに慣れていない身としては、なんとも面はゆい。

 着いて早々店主のTさんから誕生日祝いで、珍しい鯛の卵を出汁で炊いたものをいただく。クリーミーで、出汁が効いていて上品。燗酒のアテに最高だった。肩に力の入らない、季節感を楽しむ料理が出せるのは、一流の料理人の証拠である。今さらながら、出会えたことがありがたい。

25年3月22日(土) 代々木で優しい時間を過ごす

 晴れて、暑すぎ。23℃。
 
 夕方、外出。高校時代の友人と代々木の居酒屋で17時に待ち合わせる。会うのは3年ぶりか。彼はステージ会社の大道具係として収入を得るかたわら、演劇の舞台監督を務めている。コロナの時期はどうして過ごしていたのかと訊くと、「ある人の紹介で生コンを圧送する現場監督の仕事をして、それが自分の都合でスケジュールを決められるものだから困らなかった。コロナでも建設現場では仕事が続いていたよ」。コロナが明けた今は以前の状態に戻り、国内外を忙しく飛び回っている。面白かったのが、韓流グループのおっかけオバサングループの話。全国ツアーをすべてついて回り、最後は韓国まで行くという。日本の芸能界はおたくオバサンとジャニーズファンでもっていると感慨深い様子。仕事がら
 
 2年ぶりに入った居酒屋は、料理の味は良かったが、酒は3割ほど高くなっていて、お勘定してもらうとちょっとびっくり。原材料が上がったのは分かるが、酒の原価はそれほど変わらないはず。なんだかなぁ。

25年3月17日(月) 昼間の銀座は外国人だらけ

 曇り時々晴れ。16℃。
 
 朝8時半過ぎ、銀座の取材先へ。余裕を持って家を出たが、始発電車で人身事故が発生、その影響で20分ほど電車の到着が遅れ、その後も接続が悪い。やっと銀座に到着し、スマホ頼りでビルを見つけたが、なんとそこが旧自社ビルで、現在は別の場所に移っていることに気づき、さらに大慌て。取材開始から3分遅れでなんとか滑り込んだ。あぶねー。取材そのものは順調。業界のリーダーでもある元気いっぱいの社長から興味深い話が聞けて、帰りにはお土産までいただいてしまった。
 
 取材を終えて昼食を取って帰ろうとしたが、どこもかしこもサラリーマンと外国人観光客が行列をなしていて入るのを諦めた。インバウンド需要は国としてありがたいのだろうが、個人的には大迷惑。ついてないなぁ。

25年3月7日(金) 花粉話で酒を飲む

 久しぶりに晴れて12℃。
 
 夕方マッサージを受けに代々木上原へ。その帰りに虎の子に寄る。常連のYさんは重症の花粉症で、開口一番「今年も嫌な季節になりましたね」とご挨拶する。Yさんもこちらも頭痛に襲われるタイプ。不幸中の幸いで目が痒くなる症状は出ないが、なんとも不快。バファリンで凌げるうちはまだいいが、それ以上になると何をすればよいのやら。花粉話をつまみに酒を飲んでしまった。ううー、頭が痛い。

25年3月4日(火) 寒さに縮こまる

 曇り時々雪。5℃。ぶるっぶる。
 
 日曜日は最高気温が22℃を記録したと思ったら、この寒さ。カーテンを開けると、天気予報通り雪がチラチラ降っていた。ずっと雨が降っていなかったから、空気が和むのは有り難いが、体がついていかない。仕事はヒマな時期だが、遊びに行く気分にならない。

2531日(土) 下北沢でイタリアンする

 晴れて19℃。いきなりこの気温は暑すぎる。
 
 夕方マッサージを受けに代々木上原ヘ。6時に下北沢のイタリアンレストランSでツマと待ち合わせる。
 
 シモキタは駅が地下になり、エスカレーターに2回載らないと地上に出られなくなって、足が遠のいた。駅舎も駅前も様変わりして、大人が立ち寄りたくなる店も減ってしまった。そんな中にあってSは貴重な存在。とはいえ、ツマはちょくちょく寄るものの、こちらはじつに17年ぶりの訪問。本当にご無沙汰してしまった。すみません。
 
 Sは和のテーストを盛り込んだイタリアンレストランで、メニューの数がとても多い。一品一品は少量、しかも味が凝りに凝っている。これは大変うれしい。前菜の盛り合わせだけで、10品はあったかもしれない。が、ついあれもこれも食べたくなってしまい、気づけば1人10000円オーバー。これは気をつけないといけません。良い心持ちになり、お勘定してもらうと、帰りしなにシェフから「次はあんまり間を空けずにお願いします」と言われてしまった。なははは。

25年2月25日(火) 生で初めてブルカを見る

 晴れて12℃。すこし暖かくなってきました。
 
 午後、海老名のクリニックへ。待合室で名前が呼ばれるのを待っていると、目以外は真っ黒い布の服をまとったイスラム女性と子供が受付に来た。テレビではブルカ姿の女性を見たことがあったが、自分の目で見るのは初めて。ダンナらしき人が辛うじて日本語を話していたが、はたしてうまくコミュニケーションできていたのか。
 
 代々木上原にはイスラム寺院もあるからスカーフで紙を隠している女性は珍しくないが、ブルカ姿には強烈な違和感を覚えた。それに、もしも女性が病気に罹っていたら、男性医師に肌を見せずどう診察してもらうのだろう。

25年2月22日(土) 慌ただしく電車を乗りこなす

 晴れときどき曇り。8℃。寒いなぁ。
 
 午後、外出。代々木上原で4週間ぶりにマッサージを受ける。「ずいぶんお仕事が忙しかったようで」と院長。まったくその通りで、背中も腕も肩も目もコリッコリである。いつもはどこを揉まれようが我慢するが、それができない。あまりの激痛にイテテテと声を挙げてしまい、うっすら涙がにじんだほど。
 
 その足で参宮橋のクリニックへ。先月来たときも院長が休まれ、アルバイトドクターに診てもらったが、本日は息子ドクターが代役。看護師さんに院長の体調を聞くと、80歳過ぎているから疲れが出たのでしょうとのこと。20年来のかかりつけなので、病院を変えることに躊躇いがあるが、潮時が迫っているかもしれない。
 
 経堂で途中下車して、元アルバイトちゃんの店に顔を出す。熱燗から始まり、冷や酒、ハイボール。付き出しに出た具だくさんの味噌汁がうまかった。お客さんはこちらともう一人の女性のみで、手持ち無沙汰だったのか、ヘルプの女の子がキンカンの実を磨いて自家用酒を仕込んでいた。キンカンは皮ごと食べるか、甘露煮にするぐらいしか食用に思い浮かばなかったが、果実酒という手があったとは。なるほどね。肩の凝らない世間話で美味い酒が飲めました。

25年2月14日(金) お茶の水と日本橋で道に迷う

 晴れて14℃。だいぶ温かくなってまいりました。
 
 朝イチで外出、久しぶりにお茶の水で取材する。何度も足を運んでいるというのに、違う出口を使ったため、見えるはずの風景が見えない。あせってスマホを確認すると、目的地を過ぎていた。うー。

 1時間みっちり話を聞く。近い業界の仕事もしているおかげで、話が頭に入りやすくて助かった。昼をどこかで食べて帰ろうと思ったのだが、神田界隈は店がそれほど多くないせいか、どこもサラリーマンが列をなしている。しょうがないので日本橋に移動。食べ物屋の前に「にんべん」に寄って買い物をしておこうと思ったのだが、再開発したビルから出たせいもあって、またしても見つからない。何をやっているのかねー。

 諦めて東京駅の地下で鰺の専門店に入り、にぎり寿司と鰺フライのセットを注文。ここは食券を買うシステムで、用意が済むと番号で呼ばれ、自分で食器を片づける。狭い店内を何度か往復するのが、なかなか面倒。肝心の味はふつうでした。なんだかなー。

25年2月10日(月) 「もころん」が小さな幸せを運んだ

 快晴11℃。このところ朝の冷え込みがきびしいニャー。
 
 午後3時すぎに海老名のクリニックへ。この時間帯だと郊外に向かう電車の車内はがらがら。本を読むには都合がいい小田急電鉄では1年前から子育て応援で、子どもの運賃を一律50円にしている。キャンペーン電車もあって、キャラクターのもこもこしたウサギのキャラクター「もころん」がボディにラッピングされ、車内中にポスターが何枚も張り出されている。今日乗った電車ももそんな日だった
 
 さて本を読み始めようと思っていると、向かいに座っていた少女がこちらの棚あたりを見て、パッと笑顔になった。視線の先を振り返って見ると、「もころん」のシルエットを象った吊り革があった。へー、こういうのを作っているのか。あとで知ったのだが、それが下がっているのは3両目の車両だけで、しかも4つしかない。それを見つけると幸せになるおまじないでもあるのだろうかにこにこしている少女を見ていたら、こちらも幸せな気分になった。

 小田急電鉄、いい仕事をしています。

25年2月7日(金) 荒木町で煙草の煙にむせる

 快晴10℃。

 仕事が一段落。代々木上原でマッサージを受けて、7時過ぎに荒木町のバーへ。金曜日だというのに、あまり人通りは多くない。皆さん、どこで飲んでいらっしゃるのでしょう。

 年が明けて最初の訪問で、ちょっと申し訳ない感じがしつつドアを押す。珍しく先客の女性がいて、煙草を片手に飲んでいらっしゃった。おー、めずらしい。距離があるし、その方も遠慮があるのか話をしない。しょうがないのでテレビを見ながら、ハイボールを飲んで過ごす。これでは自宅と変わらない。オーナーと短い世間話をし、またテレビを見ていたら、2人の男性客が来店。初めて来たんですということで、言葉づかいも丁寧で好ましく思っていたのだが、両人が煙草を吸うものだからなかなか厳しい状態になった。うーん、これはいけない。喉がやられる前に退散することにした。

 
まあ、こんな日もあるということだな。

25年1月30日(木) 自分の中の有名人に話を聞く

 快晴12℃。空気がからっからです。
 
 朝イチ、都心で取材。久しぶりに訪ねた町だが、再開発の話はないのか、あまり様変わりをしていない取材先のビルがすぐに見つけられた。
 
 コロナの時に毎日テレビの向こうでお会いしていた先生に話を聞く。安倍、菅、岸田の3代の首相と並んで、いつも難しい顔をして説明していた(当たり前だけど)。てっきり素のご本人もそういう方なのかと思っていたら、じつに気さくな方あっけらかんとしていた。ユーモアがあって、おしゃべりで、こちらを何度も笑わせてくれる。下町の生まれなのか本職と並行してパブリックの仕事に1000日間余り就き、こういう方が我々の命を守ってくれていたのかと思うと、感慨深い。忘れられない1時間半の取材になった。

25年1月24日(金) 中学生の恋話を聞いてしまう

 快晴14℃。あったかーい。
 
 夕方、外出。年が明けて最初の体のメンテナンス。電車に揺られて本を読んでいると、隣と前に女子中学生が3人。かなり早口で友達の恋話をしている。ふむふむ。隣の女子はかなり情報通のようで、「○○って、○○ちゃんの元彼だよ」と言うと、前の女子が前のめりになって、「えー」とか「知らなかった」とか。それから10分ほどその手の話で盛り上がる。おかげで、まったく本に集中できない。ウブっとぽい女の子2人が「もっと聞きたい」と言いながら登戸で降りてくれた。
 
 代々木上原でマッサージ。院長がこちらの体をほぐしながら、「まだお仕事が忙しくないようですね」と。体は正直だなぁ。見抜かれています。

25年1月17日(金) 体がついて来ない

 快晴、10℃。
 
 午後、鶴見川沿いをウォーキング。川ではカルガモが藻をついばみ、シラサギが餌になる小魚が獲れず、途方に暮れている。いつもに平和な風景。歩くのに飽きて少し走るが、筋肉が落ちているのか、ペースが保てない。まじめに体を動かすことをしなくては駄目だ。

25年1月9日(木) 海老名に驚く

 快晴12℃。しかし海老名の体感温度は8℃ぐらい。
 
 この1年半、ある病気で皮膚科に通っているのだが、遅々として成果が上がらない。隣町にあるクリニックは1年かかってほぼ効果なし。小田急多摩線にあるクリニックもわずかに効果が出てきていたが、いつまでかかるのか先が読めない。こういう病は周りの人からめんと向かってどうこう言われるわけではないが、こういうものは本人が一番気にしている。で、時間があるとインターネットで違う治療法がないかと調べていたのだが、ようやく期待できそうなクリニックが海老名にあることをネットで発見する。遠いなぁとは思ったが、同じ医療機械を持っている都内のクリニックまで通うことに比べたら半分もかからない。ということで海老名に向かうことにした。
 
 海老名に下りたのは3回目。前の2回は日が暮れていたので、町の様子を知らずにいた。スマホ片手にクリニックを目指すと再開発されたばかりのエリアにあるらしく、佇まいは近代的と言うか、無機質と言うか。開業前のニュータウンのようで人の気配が感じられない。今までこんな町見たことがない。午後の診察開始の40分前にクリニックに行ったのだが、すでに10人ほどの行列が出来ていた。が、診察が始まる3時を過ぎると一斉に患者が受け付けに訪れ、待合室にあった50席以上が10分足らずで埋まった。テレビのドッキリカメラみたい
 
 初診なのでどれだけ待つかと思っていたら、完全に受付順だったので20分で診察してもらえた。担当の医師は女性で30代だろうか。こちらが丁寧に問診票に記入していたこともあり、こちらの希望を踏まえて治療方針を決めてくれた。ここまで10分足らず。ずいぶん時間を掛けてくれたものである。実際の治療は看護師さんがやってくれるのだが、そちらも丁寧で説明も分かりやすい。海老名に代えて、大当たりだった。ま、効果が出てからの話だが。
 
 帰り道にラーメンを食べて帰宅。1時半過ぎに自宅を出て、戻ったのが6時。やっぱり海老名は遠いなぁ。でも、通うしかないか。

25年1月7日(火) モネに会いに行く

 晴れました。12℃。
 
 まるで春のような陽気。しばらく仕事の予定も入っていないので、国立西洋美術館でやっている「モネ〜睡蓮のとき〜」という展覧会に行くことに。新宿から山手線の外回りで上野に行ったのだが、前のシートに座っていた欧米系の若者が、新大久保から乗ってきたアジア系観光客の2人連れを見て並んで座れるように位置を移動していた。こんな気遣いができる外国人と遭遇するとは。軽く逆カルチャーショック。
 
 公園口の道を渡ると、すぐ右側にあるのが国立西洋美術館。閉館まで1時間半を切っていたこともあり、すんなり入ることができた。館内もそれほど混んでおらず、気に入った絵の前で時間をかけて鑑賞できた。正月が明けたばかりの日を選んで正解。
 
モネは43歳でフランス北部のジヴェルニーという田舎に移り住んだ。川の水を引いて作られた睡蓮の池には、フランスの白睡蓮のほか、南米やエジプトの睡蓮も植えられて黄色、青色、白ピンクの花が咲き誇った。水面に映された様子を描いた作品は大げさでなく天国のように見えた。またモネはスモッグに包まれたロンドンの風景が好きだったらしく、幻想的だった。ま、これは実際に霞んで見えたということなんだろうけど。1時間の眼福の旅。
 
帰りに回転寿司にふらっと回転寿司屋(チェーン店ではない)に入ったのだけど、これが当たりの店で、どれを食べても美味かった。そこに行くためにもう一度上野に行ってもいいくらい。

25年1月4日(土) 江ノ島の海を見に行く

 晴れのち曇り、8℃。
 
 年末年始は遠出せず、自宅で過ごした。毎日9時間近くも寝たおかげで、背中のこりがずいぶん軽くなった。
 
 5時に藤沢のイタリアンレストランを予約していたが、江ノ島の海を見ようという話に。ただ江ノ電は電車の本数が少ないので、駅の外に出てしまうのはやや危険。が、車内アナウンスで藤沢で乗り換えれば小田急江ノ島まで行けることを知り、目から鱗が落ちる。外に出ると風が冷たく、体が縮こまる。期待した富士山はあいにく拝めなかったが、きれいな夕焼けが見られて、それだけでも幸せな気分になった。
 
 今年この店に来たのは本日で6回目。外が寒くて手が冷たく、メニューにはないホットワインを作ってもらった。あー、温まる。前菜のおまかせプレートはいつもより品数が多く、お正月らしい色合いに。鯛のカルパッチョ、蕎麦粉のカプレーゼ、トリッパ、いつにも増しておいしい。年明けなので奮発し、メインは鴨肉のステーキ。ワインビネガーのソースが絶妙である。パスタはベーコン入りゴルゴンゾーラ。濃厚なのだが、蕎麦パスタは腹にもたれず、そこが助かる。皿に残ったソースもフォカッチャにぬぐい取って平らげる。あー、うまかった。
 
 その後、立ち飲み屋で1時間ほど過ごし、帰宅する。ツマは明日から料理の仕込みを始めるので、本日が年末年始休みの最終日である。充分すぎるほど鋭気を養ったので、あとは気合いを入れるだけだ。頑張らなくちゃ。