NO DRINK,NO LIFE

ふらふら日記

反省すれどもシンポなし

店の話は出てきません テイシュの日常をダラダラ書いています

2019年9月

19.9.7(土) 社長7年目の友人と飲む

 東京は曇って33℃。千歳もどんより27℃。

 15時の飛行機で千歳へ。明日札幌郊外で開かれるイベントを取材するのだが、朝10 時に会場入りするためには朝5時に起きてもギリギリ。起きる自信もないため、前日入りすることにしたのだ。それに1泊するよりなぜか2泊する方が料金もやすい。で、それをいいことに千歳にいる友人を呼びだして3年ぶりに一杯やることする。

 友人は大きな会社の社長さんになって7年目で、そろそろ後身に譲りたいと思っているそうだ。が、それができない複雑な事情があり、奥さんに「いつになったらゆっくりできるのだ」とブツブツ言われているらしい。仕事で海外を回ることが多く、今までで一番感激したのがイタリアのシチリア島で、そこに奥さんを連れていきたいそうだが、果たしていつになることやら。社長さんも大変だ。

 21時、お開きにして札幌へ移動。地下鉄の出口からホテルまで300メートルほど歩くと、気温が低いにもかかわらず、湿度が高い。台風の影響がはやくも出ているのだろうか。気にかかる。

19.9.9(月) 羽田からタクシーに乗って帰宅する

 札幌、33℃。東京、36℃。

 昨日はイベント終了後、甥に連絡して札幌で軽く飲む。今日は16時からの打ち合わせのため、ホテルのチェックアウトから6時間ヒマを潰さなくてはならない。映画、美術館のスケジュールをチェックしたが、オジサンの好みではない。知恵を絞ってやや郊外にある札幌中央図書館に行くことにする。ススキノから乗った路面電車は扇風機もない古色蒼然としたもので熱風が入り込むのに参ったが、かえって旅の情緒が味わえた。途中、外国人観光客が乗り込むと運転手さんが運転席をわざわざ離れてやってきて英語で「藻岩山ロープウェイはメンテナンスで運休です」と伝えた。公共交通でこんなおもてなしをしているとは。札幌市電、すばらしい!

 図書館で埋蔵文化センターというものが併設されていた。東京だと人だかりだろうが、石器、縄文土器を間近に見ることができたのはラッキーである。特に1500年前のアイヌ人の暮らしを再現した精巧なミニチュア(正式な名称があるのだろうが、分からず)は3度回って楽しむことができた。図書館の勉強室で1時間半、読みかけていた吉村昭の名著「私の下町」を耽読する。この方の長編小説はあらかた読んでいるが、エッセイははじめて。暮らした時代も場所も違うが、描かれた街の佇まい、人々の雰囲気は親しいものがあり、不思議に感じる。それにしても戦前の下町は不衛生で、病気の原因がそここに溢れ、人があっけなく死んでいく。今のように長生きたらどうしようと悩んで暮らす人はいなかったのだろうなと思う。

 16時から打ち合わせ1時間半ほど。いい条件で話が進みそう。久しぶりに心がときめく。軽くお疲れ様ビールを飲んで新千歳空港へ。打ち合わせが遅れたときのことも考えて21時20分の便を予約していたが、台風のせいで前便の到着が遅れている。結局、出発は22時30分、羽田到着が0時10分。そういうときは航空会社の建て替え払いでタクシー代が出るのだとか。長く生きているが、そういう制度のお世話になるのは初めてだった。

 タクシー待ちの列は100メートルほどもあったが、20分ほど乗れた。が、品川あたりで渋滞で進まず、結局、自宅に着いたのは1時20分を回っていた。長過ぎる一日。でも、自宅に辿り着いただけでもよしとしなくては。

19.9.13(金) 中秋の名月で目を洗う

 曇り、23℃。

 朝イチ、図書館に取り寄せ本を受け取りに行く。その帰り、道端でワンピース姿の20歳前とおぼしき女性が交差点近くでしゃがんで、スマホの画面をのぞき込んでいる。すれ違いざま、チラ見すると、ゲームをしていたことが分かった。交通量が少ないとはいえ、それなりに人も自転車も通る。そんな落ち着かない場所で没頭するとは、危ないではないか。小学生じゃないんだから、さ。

 今日は中秋の名月。天気予報では曇りとあり、残念に思っていたのだが、20時過ぎにスーパーまで買い物に出かけると、雲が切れたところだった。おかげで行き帰りきれいなお月様を眺めることができ、目が洗われた(乱視がまた進んだようで、くっきり見えないのが悔しいが)。急いでツマにLINEで教えたものの、ビルに囲まれた虎の子だけに、はたして窓から見えたかどうか

 夜、窓を開けて仕事をしていると涼しい風が入り、鈴虫の音も聞こえる。秋を実感した一日になった。

19.9.15(日) デスクライトを10年ぶりに買い替える

 晴れて、31℃。少し暑くなりました。

 朝イチ、テレビでマラソン観戦。歴代2位の記録を持つ設楽選手が最初から飛び出すが、終盤息切れをして35キロでつかまり、最後は中村選手が優勝。歴代最高記録の大迫選手も3位で、この大会でのオリンピック出場は決まらなかった。夏場ということも差し引いても、2時間11分という記録は平凡。世界最高は2時間1分台である。はたして本番はどうなるのか、気になった。

 ずーっとスイッチの調子が悪かったデスクライトが絶不調となり、入れても入れても切れてしまう。1週間前は5回に1回は状態はキープしたが、今週に入ると10回になり、15回になり。とうとうこらえ切れず、およそ10年ぶりに買い替えることにした。

 なにぶん眼のコンディションに不安がある身のため、眼に負担を強いる機種だったり、価格優先で選ぶわけにいかない。いろいろ調べて、最後は「文字が読みやすい」というフレーズに惹かれ、YAMAGIWAのRebioを購入する。配送されたのが昼間だったため、実力がいかがものか、すぐに分からなかったが、夜になってスゴさを実感した。

 照射範囲が広いため、机いっぱいに資料を広げてもストレスなく文字が読める。照度は3段階に切り替えられるのだが、一番下でもPCのキーボードをしっかり照らし、こちらもストレスがない。一番上にすると、新聞の文字が浮き上がって見えるのである。小さい文字を長時間読んでも眼が疲れにくい。ああ、なぜ、早く購入を決断しなかったのかと、後悔するほどだった。

 少し高かったが、10年を使うとすれば1日10円である。がんばって明日も働かなくては。

19.9.22(日) 外国人観光客を道案内する

 晴れたり、曇ったり。28℃。蒸し暑いよー。昨日走ろうと思ったが、出しなに雨が降り出して中止。今日は晴れ上がったので、仕切り直して外苑競技場コースを一巡りしてくる。昨日はラグビーW杯の日本対ロシア戦があったせいなのか、競技場周辺はやたらと外国人客、地方からの日本人観光客が多かった。ほぼ外観が出上がった競技場の前は撮影スポットになっていて、けっこう人が集まっていた。周辺ではピカピカのビルがたくさん建って、すっかりおしゃれになった。1年前の風景を思いだすのが難しいほどである

 その帰り道、鳩森神社のところで外国人親子に話しかけられた。「竹下通りはどう行けばいいのか」ということだが、地元ではないので、説明ができない。しょうがないので明治通りまで出て、あと1キロ先ですとだけ伝えると、「ご親切にありがとう」と感謝された。まあ、なーんてことありませんが。

 午後、プレゼンの基礎資料づくりに精を出す。原稿を書いているよりはるかに楽しく、頭の中でイメージがどんどん膨らんでくる。さほどお金がかからず、それなりのものが短期間にできる(はず)。まだプレゼンが通ったわけでもないのに、ワクワクする。

19.9.28(土) ラグビー・日本対アイルランド戦に歓喜する

 晴れて29℃。

 ここ1週間ほど運動をしていなかったもので、少し体が重い。で、ウォーキングの距離をいつもより長くすることにした。山手通りの清水橋交差点を左折、方南通りを方南町で左折、環七を代田橋手前で左折、甲州街道に出て、笹塚駅を越えて玉川上水沿いを大山交差点まで出て大山町のお屋敷街を横切り、帰宅した。しめて8.5km。汗がどっと出て、先週末の体重に戻すことができた。水分が抜けただけだが、それでいいのだ。

 16時15分からラグビーW杯、日本対アイルランド戦。初戦のロシア戦は硬さがあったが、今日はまったく違った。前半こそアイルランドに2つタッチダウンを決められたが、PKを3つ決めて3点差。スクラムでは明らかに勝っているし、タックルも素晴らしい。後半は福岡がタッチダウンを決めて逆転。残り10分の時点で7点差とし、3分前にも福岡がインターセプトから抜け出し、あと3mのところまで迫った。最後は小差負けの勝ち点ほしさにアイルランドがボールを蹴り出し、ノーサイドに。久しぶりに興奮した。

 いくら開催国とはいっても世界2位を日本が破るとは。男子はサッカーより早くラグビーが頂点を極めるかもしれない。信じられない。あまりにうれしくて酔っぱらって帰宅した妻と再び試合の録画を見てしまう。なんと、素晴らしい夜!