NO DRINK,NO LIFE

最近のふらふら日記

反省すれども、成長なしの毎日 

店の話は出てきません。店主のテーシュの日常をダラダラ書いてます。すみません。


12月27日(木) 主賓のいない忘年会に参加する

 曇って、13℃。

 1週間ほど前に引いた風邪が抜けない。ゲホゲホしながら仕事をする。10日ほど前に依頼されたカタログの仕事、80本ほど商品コピーを書かなくてはいけないのだが、資料はいまだ1/4しか届かず、やきもち。ディレクター氏に督促するが、謝られるだけで年を越すことになった。1月は他の仕事も例年以上に立て込んでおり、それを考えると憂鬱になる。

 4時半、鳥越へ。中華料理屋で開かれた忘年会に参加する。年末事務所を閉める先輩の慰労会を兼ねていたのだが、肝心の主賓が2日前に自宅で転倒し、鎖骨を骨折したとかで不参加だった。Mさんらしいと皆、呆れる。ジジババ6人で盛り上がっていたのだが、遅れて事務所出身のデザイナー夫婦が3歳の子供を連れて参加。限界集落に若夫婦が引っ越してきたかのように、場が華やぐ。たっぷり飲んで、Mさんのネタで大笑いして、皆さん、ご機嫌。いい夜が過ごせた。湘南ライン在住の皆さんが多く、8時解散となる。

 四谷の荒木町でバーに顔を出し、1時間ほど焼酎を飲み、虎の子へ。下北沢時代からの常連さんとカウンターで仕事がらみの話をしながら、1時間ほど。はしご酒をしたのはずいぶん久しぶりで、酔っぱらってしまった。テーブルではハワイマラソンに参加した常連さんたちが忘年会を開いていたが、こちらは体力が持たず、挨拶だけして帰宅する。あー、飲みました。


12月21日(金) 祝!ホームページ復活

  快晴、13℃。
 
 10月から虎の子ホームページがずーーーーーっと更新できていませんでした。理由はレンタルサーバーの指示にしたがってパスワードを強化したものの、なぜかサーバーが反応しなくなった。いろいろやったが埒が明かず、苛ついてサーバーを移管したのだが、今までと何から何までやり方が違う。途方に暮れて元のドメインに戻ったのだが、移管から2カ月間は受け付けてもらえない規定があり、アップロードができなくなったのである。で、昨日、満を持して再トライしたところ、本日、よーやく復活できたというわけである。
 
 てんやわんやの原因となったのは、サーバーディレクトリーに入力するべき情報が変わったことだ。終わってしまえば、なーんだそれだけか、という話だが、当初は頭が爆発しそうになるほど苛立った。まったく、無駄な時間と労力を費やしたものだ。
 
 夕方、鬱陶しい髪を切りに梅ヶ丘まで出かけ、帰りに久しぶりに虎の子に寄る。常連さんと歴史談義で盛り上がり、ハワイマラソンに出て帰ってきた別の常連さんと世間話をいろいろ。たっぷり4時間飲んで帰宅する。 


12月16日(日) 中央線で蕎麦屋酒を楽しむ

 曇って6℃。冬っぽくていいなぁ。
 
 さしたる急ぎの仕事もなかったので、夕食のためツマと外出。中央線某駅で蕎麦屋酒をたのしむ。古い民家を改装した店で、開店してまだ2年足らずだというのに、30年もやっていそうな佇まい。いいねぇ。いつもはビールを1杯飲かで口を湿らすのだが、今日は今年一番の冷え込みである。熱燗で体を温めてから、鴨鍋やら芋煮やら東北の家庭料理をゆっくり楽しんだ。蕎麦も含めて文句をつけるところがなし。よく勉強していて感心する。1時間半でお勘定してもらう。
 
 めったに来ない街なので、少し散策。個性的な店が多くて、眺めるだけでも楽しい。少しだけ腹に余裕があったので焼鳥屋で飲み直すことにしたが、こちらはご愛嬌といったところだった。まあ、いいか。参宮橋まで戻り、スーパーで買い物をして帰宅。大河ドラマの「西郷どん」の最終回を見る。大久保利通が暗殺されたのは、西郷の死から数年後かと思っていたが、9カ月後だったことを知る。世間では悪者にされてしまったが、この人が征韓論を押しとどめ、西郷とそれを慕う武士たちを西南戦争で一掃したからこそ、日本は近代国家として歩むことができた。どうして、彼を主役にしたドラマが作られないのかが不思議だ。
 
 早くから飲んでしまったので、12時には沈没。なんだか、最近は眠るのが早くて健康的だ。 


12月15日(土) OB会でいっぱい

 快晴、9.5℃。
 
 夕方、西新宿で小さな用事を済ませ、東口の人ごみを掻き分け、昔の会社の忘年会に出席するため居酒屋へ向かう。10月に元同僚のデザイナーが亡くなり、その偲ぶ会も兼ねている。が、黙とうこそしたものの、すぐに明るい飲み会に変わった。皆、大なり小なり病気を抱えているが、この日だけは忘れて飲み明かした。
 
 いつもは顔を見せない連中も集まり、14名の宴会になった。残念だったのは、仕事仲間のコピーライターが3年ほども前に亡くなっていたこと。親しい間柄ではなかったが、自分には到底書けない都会的なコピーを書く人で、憧れだった。年賀状が戻るようになって、外国に移住していたのかなと勝手ながら思っていた。もう少し話しておけばよかった。が、湿っぽい話はそれくらいで、あとは60歳にして再婚した女性がいたり、趣味の太極拳にはまっている人もいたり、どういうときにトシを感じるかというバカ話で盛り上がった。20代、30代を一緒に過ごした仲間がいるというのは、つくづくありがたいなと思う。いい忘年会ができた。自分としては少し早いが10時にお開きにする。


12月9日(日) 砧公園に惚れてしまう

 曇って10℃。寒いけど、気持ちがいいです。
 
 ここ2日半ほど仕事のため専門書を熟読。手書きでメモを取っていたのだが、なかなか充実した内容で、200ページ読む間に20ページにもなり、久しぶりにペンダコが出来た。
 
 夕方、ツマはいつものように祖師ケ谷大蔵の温泉銭湯に行くということだったが、その前に今年最後に紅葉を見たいというので、一つ手前の千歳船橋で降りてバスで砧公園へ向かった。想像していた以上に広く、植栽も鬱蒼としていて、アンジュレーションや川があるあたりはまるでゴルフコースのようだった(後で調べたらが、実際そうだった)。見上げると大きな空にあかね雲がかかり、実に美しい。比べてしまっては申し訳ないが、公園の品格では代々木公園は足下にとうてい及ばない感じがした。講演から住宅街をブラブラ歩き、そのまま祖師ケ谷大蔵駅まで行っただが、本当に気持ちがよかった。今度は春に来よう、ぜったいに。
 
 温泉銭湯に向かうツマと分かれて、駅のカフェで仕事継続。人ごみの中というのは逆に集中力が高まるらしく、1時間足らずで30ページも本が読めた。ツマと合流。このところ外れが多いので、いつもと違う方面の店を探すと、渋そうな居酒屋を発見、夕食を兼ねて酒を飲むことにする。ありがたいことに久しぶりの大当たりで、刺し身は絶品、酒は豊富、客層も高めで混ではいたが、音が耳にやさしい。実にもって素晴らしい。たまたま隣の席が20年来通っている常連さんで、いろいろ近所のおすすめの店を教えていただいた。で、お会計すると腰が砕けそうになりそうな安さで、さらにびっくり。いい気分で酔えて、最高である。
 
 帰宅して大河ドラマを見ながら、少しだけ飲み直す。西郷隆盛の最期はあまりに有名なせいもあって、どうも気持ちが入っていかない。大久保利通の描き方もステレオタイプにすぎる。どうもなぁ、なんぞと思っていたら、寝てしまったもよう。まあ、いいか。来週は働かないとな。


12月6日(木) 新宿三丁目で地味に忘年会をする

 小雨で13℃。
 
 少し仕事が落ち着いたので、カメラマンに声を掛けて新宿三丁目で2人だけの忘年会をやる。その店、靴を脱いで上がるシステムなのだが、前に70代とおぼしき女性客が足に力がないのか、平衡感覚がないのか、立った状態でなかかな靴が脱げない。それを見かねた店長が体を支えていると、目の前でスカートがズル、ズルッと落ちていくではないか。あまり見たくない風景で、いやー、まいった。日本酒を売りにしているためなのか、店内に若者が皆無。平均年齢は60代を超えている感じがした。料理は刺し身、見た目はゴージャスだが、65点の味。蓮根はさみ揚げはまあまあ良かったが、後は記憶に残らず。ただうれしかったのは、日本酒の有名どころが飲み放題だったこと。2人して3合楽しむことができた(あとはチューハイなど)。カメラマン氏、このところ若かりし頃に憧れつつもいけなかった国を回っているとのことで、今年3度もカンボジアに行ったとか。また、自分だけでは申し訳ないので、この間は奥さんと香港で遊んできたとのこと。あー、うらやましいこと。仕事はヒマヒマと言っている割に余裕があるのはなぜなんだろう。
 
 店を出るとまだ8時半だったので、荒木町に移動。30数年通っているバーに連れてゆくと、カメラマン氏があまりに渋い店だったため、いたく感心されてしまった。日本酒に飽きたので焼酎を頼んだのだが、通常の2倍はあることを酔っぱらって忘れていて、2杯飲んだら出来上がってしまった。10時にして沈没。私、どうやって帰ってきたのでしょう。


12月1日(土) 師走だというのに汗をかく

 晴れて17℃。暑すぎだろ。
 
 朝イチ、散歩がてら初台不動通り商店街に出かけ、朝食の蕎麦の付け合わせの天ぷらを買いに行く。片道ほぼ1キロの道のりなのだが、じんわり汗ばむほど気温が高い。ついお店の人にも「今日はずいぶん温かい12月になりましたね」と声を掛けてしまった。
 
 午後、管理組合の臨時総会。エレベーター改修工事を決議する。これに対して夏前に物件を買った転売屋のおやじが声高に文句をつけてきた。やれ「自分はもっと安く工事ができるエレベーターメーカーを知っている」だの。やれ「メンテナンス費用が高い」だの。さらには「○○さんの取り分が乗っかっている」だのと言うもので、管理会社の担当が珍しくヒートアップする。ここで割って入り、他の皆さんにもこれまでの経緯を覚えておいてもらいたくて、2年間の論議の内容、なぜ修繕積立金や管理委託費が高くなったのかを説明する。管理費がバカ高いと言えば賛同者が増えると思ったのかもしれないが、浅知恵もいいところ。すったもんだしたが、15時終了。
 
 以後、夜中まで原稿書きいろいろ。ここ3週間ほどで5つほどいろいろなタイプの仕事をやっつけて、頭が疲れている夜はそれなりに冷えてきて、ファンヒーターを点けたり、消したり。